このページでは、聖マリアンナ医科大学の入試科目・英語の「特徴」「おすすめ参考書&問題集」「過去問を難しいと感じる理由と対策」について、医学部受験の学習指導とメンタルコーチング経験豊富なプロ家庭教師×臨床心理士が解説していきます。
聖マリアンナ医科大学の英語:特徴
長文問題
医学部受験のための長文をコンスタントに学習してきた受験生さんならさほど難しいことはないと思います。
データを扱う問題が多く出題されていますので「どの数値が何を表しているのか」を素早く正確に読み取る練習をしておくべきでしょう。
おすすめ参考書&問題集
データを扱う良質の長文を、対訳とともに載せてくれている速読英単語やリンガメタリカがオススメです。
記述問題
聖マリでは長文の中に記述式の出題があります。
主に要約や説明が要求されます。
長文自体がシンプルでわかりやすい内容であることが多いので、素直に読んだままを書くだけでOK.過去問演習してコツをつかんでおけば高得点を取れるでしょう。
おすすめ参考書&問題集
記述式の問題集を解いてレベルアップしていきましょう。英語の精講シリーズ(英文・長文)をこなした後は全レベル問題集や英語長文プラストレーニングの記述式、それから形式の似ている他大学の過去問に進むのが王道かと思います。
英語表現問題
聖マリの大問3はなんとも形容のし難い出題傾向です。
聖マリ英語の名物と言えるでしょう。
提示されたシチュエーションに適切な英語表現を選びます。
この問題が解けづらいからという理由で聖マリ受験を諦める人もいるかもしれませんが、英文法や英語表現の基礎ができていれば何も対策しなくとも3/5は取れますし、対策次第で満点を取れるはずです。
対策としては「文法の基礎を身につけること」「良質の会話文に触れること」があげられます。
おすすめ参考書&問題集
英語表現は総合英語のような参考書で確認しましょう。会話文はネクステやスクランブルなどの文法問題集を数冊こなしましょう。
単語の難易度
聖マリの英語問題に出てくる英単語は高校英語の範疇です。すごく難しい単語が出てくるわけではありません。
長文も英語表現も読みやすさすら感じられます。
他の医学部と比べても単語だけで見ればかなり易しい部類に入るでしょう。
聖マリが記述問題を取り入れている理由のひとつは、この英単語レベルでマーク式だととんでもない高得点争いになるためだと思います。
記述問題でしっかり得点するためにも、単語力強化は必須です。
とはいえ、基本的な単語を押さえるだけで十分でしょう。
おすすめ単語集
体系的に単語の基礎力を身につけられるシス単などの単語集を利用しましょう。単語集を周回しながら派生語もチェックし、速読英単語で「英文を読むことでいつのまにか単語を憶えている」という体験を積むと良いでしょう。
聖マリの過去問が難しく感じるなら…
聖マリの英語で過去問が難しく感じられたり思うように解けなかったりするときは、次のような対処法を試してください。
どんなところが難しいのか、どんな問題が解けないのかを明確にしよう
聖マリの過去問を解いてみて、どんなところを難しいと感じましたか? また、どんな問題が解けませんでしたか?
ノートに間違えた問題と間違えた理由を書き出してみてください。
「間違えた理由」はできるだけ具体的に書きましょう。
「知らない単語だったから」と「単語の意味を取り違えたから」では大きな違いがあります。
難しさや解けなさを克服するヒントが見つかるはずです。
基礎力不足を解消しよう
前項のとおり、「間違えた理由分析」はとても大切です。
しかし、聖マリの英語で「難しい」「解けない」と感じるなら、英語の基礎力不足が原因だと思われます。
トレーニングノート(受験研究社)のような、高校1,2年レベルの問題を解いてみてください。
パーフェクト正解できないようなら完全に基礎力が不足しています。
このくらいはパーフェクトで解ける基礎力を身につけてから過去問に取り掛かりましょう。
英語表現に慣れ親しもう
聖マリの大問3の攻略に悩んでいる方、少なくないと思います。
ちょっと変わった出題方式ですよね。
でも、あるタイプの受験生さんは大問3を得点源にできると思います…それは、長期留学経験者さん。
聖マリの大問3は、英語表現にどれだけ慣れ親しんでいるかが鍵です。
英語に取り組む物理的な時間を増やすだけでかなり大問3への苦手意識が払拭できると思います。
ご覧いただきありがとうございました。
生徒さんひとりひとりに合わせて聖マリ対策のお手伝いをしています。
良かったら一緒に勉強しましょう!
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