私立医学部志望で後期試験の受験を考えている皆さん!
このページでは、”後期試験で比較的入りやすい私立の医学部”について、指導経験豊富なプロ家庭教師とメンタルサポート経験豊富な臨床心理士がお話しします。
日大N方式
「問題の解きやすさ」「得点しやすさ」で考えたら入りやすいナンバーワンは日本大学N方式(全学統一方式)の第2期だと思います。
マンモス校の日大のすべての学部の受験生が受けるように作られている入試ですから、医学部特有の癖がなく非常に解きやすいです。
基礎がしっかりしている人なら満点を取るのも夢ではないと思います。
そのぶん高得点争いになるのは必至ですし、医学部は二次試験もあります。
しかし、二次試験も他大学と比べるとあっさりしていると申しますか…普通です。特にうんとひねった問題が出されるということはありません。
ぶっちゃけ、「基礎力あれば簡単な一次試験(N方式)なんかじゃ篩い落とし切れなかったはずなのに、二次試験もこんなに真っ当な出題で大丈夫なの⁈」…と思ってしまいました💧
日大医学部のホームページを見ますと二次試験は、「アドミッションポリシーに基づき、面接評価を重視し、調査書等を含めて多元的な尺度から複数の評価者により適格性の評価を判定する。したがって、学力検査の成績に関わらず不合格となることがある」との記述があります。
一次はN方式であることと、二次の筆記の内容を見るに、日大医学部は面接をかなり重視するものと思われます。
日大医学部は倍率を公表していません。倍率を公表しない学校はめっちゃ高いかめっちゃ低いかのどちらかであることが多いです。
おそらく、倍率は高いと思います。しかし、それでも個人的には入りやすさナンバーワンであることに変わりありません。
一次試験のN方式で得点しやすく、面接勝負になるので基礎がしっかり定着していて面接対策をしっかりしておけば倍率もなんのその、と思います。
それとですね…日大は、ホラ、いろいろありましたでしょう。実際、受験者大幅減というニュース(「日大の志願者、前年から2万人以上減少…アメフト部員の違法薬物事件でイメージ低下か」読売新聞オンライン)もありましたね。その意味でも全学部通して日大後期の入りやすさは増していると思います。とはいえ、医学部にはあまり関係ないかもしれません。「むしろ今こそ日大!」っておっしゃる先生方も少なくないと思います。
そのあたり鑑みても、トータル的に日大は後期イチオシの大学です。
聖マリアンナ医科大学
前項の日大N方式とは真逆の意味で入りやすいのが聖マリです。
聖マリは、過去問を見ると非常に「医学部らしい試験」を課しているなあと思います。
クセ強めで、初見殺し気味です。
特に英語は聖マリを志望校として対策をしてきた人でないと高得点は難しいかもしれません。
なので、逆に言えば「対策をしっかりしているなら後期でも得点しやすい」ということになります。
とはいえ、超難問や奇問が出題されるわけではありません。
基礎がしっかりしている人なら初見でも十分に対応できる出題ばかりです。
理科系科目は文章量が多く、読解力で取れる問題もありますので文系の人の方が解きやすいでしょう。
聖マリも日大N方式と同様に、後期試験の倍率は公表していません。前後でも申し上げたように倍率を公表しないということは「めっちゃ高いかめっちゃ低いか」のどちらかです。
聖マリの場合は癖が強めな出題傾向であることからそこまで倍率は高くないのではないかと推測されます。
前期が終わってから集中して聖マリ対策すれば、かなり狙い目だと思います。
金沢医科大学
金沢医大も狙い目です。
金沢医大の後期試験の特徴はなんといっても「2科目受験できる」という点です。
金沢医科大学後期試験の第1次選抜は、医学部にしては非常に珍しい外国語(英語)と数学のみです。
しかも数学はIAIIBからのみ。数IIIは出題されません。さらに英語数学ともマークシート方式です。
かなりの高得点争いにはなると思いますが、「理科系科目には自信がないけれども英語と数学なら任せとけ!」という方、また「数IIIはキツイけれどもはIAIIBは完璧!」という方には、ぜひ後期に金沢医大を受験してみてほしいです。
また、金沢医大の後期は二次試験に小論文だけでなく「約20分のグループ面接」を課しています。
コミュ力に自信がある方にはまたとない機会だと思います。
金沢医大の求める人材もなんとなくわかりますね。
最後まで諦めずに!
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