医学部にはメンタルが大切!
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プロ家庭教師が
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思うように成績が上がらない方
予備校や塾だけでは心配な方
学力もメンタルも鍛えたい方
浪人生活は今年までの方
一緒にがんばりましょう^^
将来、お医者さんを目指している中学生さんに朗報!
合格すればかなりの確率で附属の医科大学に進学できる高校があるって知っていましたか?
川崎医科大学附属高校とは
“医科大学の附属高校”は日本でひとつしかありません。川崎医科大学附属高校です。
所在地
川崎医科大学附属高校は岡山県倉敷市にあります。
倉敷市は「美観地区」と呼ばれる観光地や瀬戸大橋など風光明媚な景観を持つ魅力的な街です。
『るろうに剣心』や『ミステリと言う勿れ』など人気実写映画のロケ地にもなりました。
川崎医科大学も倉敷市内にありますので、高校の3年間と大学の6年間、9年という月日を美しい倉敷の街で生活できるということになりますね。
生徒数
川崎医科大学附属高校は1学年につき約35人(専願入試の募集人数20名+一般入試の募集人数15名)の超少人数教育システムです。
内部進学率
内部進学率(学校推薦型選抜を利用した競争率)は1.2倍です。
川崎医科大学の一般入試の倍率が22.8倍であることを考えると、競争率においてはとんでもなくラクな医学部入試ということになります。
*いずれの数値も川崎医科大学附属高校のHPにおける「学校推薦型選抜」のページを参照しています。
入試過去問
川崎医科大学附属高校の入試の過去問は、高校のホームページから資料請求するとパンフレットと一緒にもらえます。
川崎医科大学附属高校のおすすめポイント
詳しくは後述しますが、プロ家庭教師としても心理学の専門家としても、川崎医科大学附属高校は本気でお医者さんになりたい方にはかなりおすすめの学校です。
「日本で唯一の医科大学附属高校」という点も大きな特徴ではありますが、それ以外にもたくさんのおすすめポイントがあります。
医学部との深い連携
川崎医科大学附属高校は1970年に医科大学と同時に開校しました。
日本のお医者さんの約200人にひとりが川崎医科大学出身とのことです。
将来のお医者さんを育成するために特化した高校…といっても過言ではないと思います。
高校1年生から川崎医科大学や附属病院での体験学習をさせてもらえるとのこと。
他の高校ではなかなか得られない貴重な機会です。
医科大学の附属高校ならではですね。
「お医者さんになりたい」初心を常に思い起こさせてくれて、さらに未来の医師としての自覚を日々育める…素晴らしい環境です。
寮生活で協調性豊かに
そんな歴史と実績ある高校には生徒が全国から集まってくるためか、全寮制です。
親元を離れてお医者さんになるための勉強に勤しむ日々。
誰にでもできるコトではありません。
協調性と自立心のバランスの良さが求められます。
“将来の医師”を見据えた少人数教育
川崎医科大学附属高校は1学年約35人という超少人数教育ならではの「医科大学への進学を踏まえた教育」を実践してくれています。
理科では実験を多く取り入れているとのこと。
科学者・研究者としての素地づくりに役立ちますね。
HPによると「習熟度別クラス編成も行なっている」とのこと。
現在、1学年ごとに何人在籍しているのかは正確な情報がつかめませんでしたが、もし募集人数どおり1学年35人しかいないのに習熟度別のクラス編成ということは、1クラスの人数は10名以下なのでは…?
ほぼ個別指導ですね。
サボれないし嫌でも学力がつくイメージです。
物理・化学・生物が必須科目
川崎医科大学附属高校では、物理・生物・化学の3科目が必須科目となっています。
ほとんどの医学部では理科の受験科目は「物理・生物・化学」から2科目選択です。
計算が得意な人は物理・化学で高得点を狙います。
しかし、お医者さんを目指すならば生物も大学受験以前の時点でしっかりと学んでおいてほしいものです。
暗記が得意な人は、化学・生物を選択するでしょう。
しかし、物理を回避する理由が「数学が苦手だから」「計算ミスが多いから」といったものであるならば、そもそも医師を目指すに足る素質への疑問を抱かれかねません。
というわけで、この「理系3科目が必修」という点、プロ家庭教師としてはとても気に入っている特徴です。
“川崎医科大学附属高校のイチオシポイント”です。
川崎医科大学附属高校の入試:合格対策
ここからは、過去問からわかる川崎医科大学附属高校の入試合格のための対策をお伝えします!
目指すべき偏差値
過去問を見ると、基礎力はもちろんのこと適度な応用力も培われているかどうかを確かめるための良問であることがわかります。
この問題を解くためには偏差値60は必要だと思われます。
大手受験情報サイトにおいても、川崎医科大学附属高校の偏差値はほぼ60,または60強といった数値でした。
偏差値60が求められる問題に余裕を持って受かりたい方や科目ごとのバラつきがある方はもう少し上を目指しておいてほうが良いと思います。
また、全国から「入試に合格すれば医科大学にほぼそのまま入れる高校!」ということで、相当な人数の受験生が集まることが予想されます。
かなりの高得点争いになる可能性もあります。
国語・英語・数学・理科の4科目で平均偏差値65を目指しましょう。
(余談になりますが…上記の4科目で偏差値65を叩き出せる人は残りの1科目である社会も60前後に達しているはずです。なぜなら、中学レベルの社会科はほぼ雑学と常識で構成されているので、日頃から真面目に勉強し適度な知的好奇心を持ってニュースなどにも目を通している人にとっては社会科は少々の暗記で偏差値60を取れる仕組みになっています)
安定して平均偏差値65を取るためにまず必須なのは基礎力です。
教科書の練習問題や章末問題、学校指定の問題集に載っている問題はすべて難なく解けるようにしておきましょう。
基礎力に不安のある方はご相談ください!
教科書レベルの確実な習得を、
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入試科目
川崎医科大学附属高校の入試科目は4科目。
国語・英語・数学・理科です。
専願と一般の2通りです。
難易度に大きな違いは見られません。
プロ家庭教師+心理学の専門家が
川崎医科大学附属高校の過去問を
詳細に分析しました!
転載等が禁止されていますので言葉を濁しますことをご容赦ください。。
過去問を入手されている方はぜひ照らし合わせながらご覧くださいませ。
合格対策&おすすめ問題集:国語
いずれも記述力が試されます。
記述問題は「文中から抜粋タイプ」と「(単に)書きなさいタイプ」が両方あります。
20文字以上で書かせる記述問題もありますので、普段から「問題文を活かしてうまくまとめる」練習が必要となります。
過去問はシンプルな良問ですので、国語が苦手な人は受験生の50%以上が解ける 落とせない入試問題 国語から始めて習熟度チェックをしておくと良いでしょう。
国語が得意な人は同じシリーズの受験生の50%以下しか解けない 差がつく入試問題 国語あたりをノーミスで解けるようにして、並行して記述問題対策をすると良いでしょう。
合格対策&おすすめ問題集:英語
英語は、英検3級が取得できるレベルならば安定して高得点が叩き出せると思います。
しかし、記述問題も多々ありますので、和訳や英作文など自分の言葉で書く力を磨いておく必要があります。
英語が苦手な人は受験生の50%以上が解ける 落とせない入試問題 英語で苦手箇所のチェックをしましょう。
英語が得意な人は全国高校入試問題正解シリーズの分野別過去問 英語 長文読解・英作文・リスニングがちょうど良いと思います。
合格対策&おすすめ問題集:数学
数学は、私立高校らしい問題構成です。
基礎的な計算問題は決して落とさないようにしましょう。
どんな問題も油断せずに集中して丁寧に解きましょう。
問題を読んですぐに解法がひらめいて間違いなく解き進められるレベルまで、文章題に解き慣れておくことが重要です。
途中式がカウントされる記述問題もありますので、日頃から記述力を磨く必要があります。
数学が苦手な人は、まずは高校入試 中学3年間の総復習 数学などの薄めの総ざらい系問題集で単元ごとの解法を確認して苦手箇所を克服しておきましょう。
数学が得意な人は、全国高校入試問題正解シリーズの分野別過去問 数学 図形あたりをひととおりこなせるようにしておくと安心です。
合格対策&おすすめ問題集:理科
中高一貫校などでかなり記述に特化した定期テストを経験されている方でない限りは理科が一番キツいかもしれません。そのくらい、しっかりとした記述力が求められます。
ベテラン家庭教師の目から見ますと「高校入試時点でこのレベルの問題をスラスラ解ける子だったら、3年後にはたいていの私立医学部なら一般入試で受かる子だろうな」ということがわかる珠玉の良問揃いです。理科に限りますが。
私立の高校入試ではほとんどが国数英の3科目ですので、他の高校と併願する方は必ず理科の記述力アップを高めておきましょう。
理科が苦手な人は、教科書や基礎用問題集とともに中学総合的研究 理科を何度も読みまくって基本的な知識を身につけましょう。
中学総合的研究 理科は、理科全範囲の詳細な知識と実験や図が載っています。
理系の高校受験生なら必携の良書です。
そのあとは、近道問題シリーズの理科記述と受験生の50%以下しか解けない 差がつく入試問題 理科などで自信をつけていきましょう。
「川崎医科大学は偏差値が低くてヤバいのでは?」「しかも附属高校から…なんて恥ずかしいのでは?」という声に対して言えること
「川崎医科大学は偏差値が低い」
「附属高校から医学部に入るなんて邪道」
「医者になるために大金をかけている」
…そんな声もあります。
実際、「川崎医科大学」「附属高校」でネット検索してみると検索候補のキーワードに「ヤバい」とか「偏差値低い」、さらには「恥ずかしい」なんて出てきます。
個人的には…だからどうした⁈ という気持ちです。
そんなことで川崎医科大学や附属高校への進学をためらったりするのはそれこそヤバいと思います。
検索ワードに「ヤバい」「偏差値低い」なんてものは他の医科大学でも出てくるからです。
偏差値が低め(…といっても普通に65前後はあるわけですし65とは思えないくらいの難しさの医学部もありますが…)の医学部や医科大学は、どうしても比較対象になりがちなのだと思います。
偏差値の高低で比較されるという現象は他の学部でも同じです。
ネットリテラシーを高めて、本当に必要な情報を見極めてください。
高校入試で「偏差値60の生徒」を担保している
川崎医科大学附属高校の入試過去問は「ウチの高校にきてほしい子」をかなり厳選できる良問です。
高校入学の時点で、すでに基礎力がしっかり培われている生徒を担保しているのです。
家庭教師をしていますと、中学の学習範囲がきちんと習得されていない人には簡単にお医者さんのタマゴにはなってほしくない…と感じます。
心理学的観点から見ても、中学の学習範囲で安定して偏差値60以上とれる人は、小学校卒業までに勤勉性を養い、どの単元でも大きく躓くことなく、コツコツと積み重ねてきた人です。
(詳しくはE. H. Eriksonの提唱した「心理社会的発達段階」(『幼児期と社会』みすず書房)を参照ください)
自立心と協調性のある生徒のみが医科大学へ進学可能
勉強面だけではありません。
川崎医科大学附属高校では寮生活が求められます。
寮生活って意外と大変ですよ…。
甘えゴコロをこじらせた人には難しいです。
1学年約35人との寮生活、なかなかの濃密さが予想されます。
そんな中で、将来の目標を忘れず適度にみんなと仲良く生活していくには、自立心と協調性が必要です。
寮生活を3年間過ごすことができた人だけが医科大学の受験資格を得られるのです。
“誰にでもできるコト”ではないように思います。
そんじょそこらの高校よりもずっと大変な高校生活になるかもしれません。
自分を律する理性と医師を志し続ける向上心、そして仲間を尊重する思いやりの心が必要です。
しかし、自立心と協調性がバランスよく保てている人ならば、充実した高校生活が送れることと思います。
そんなわけで、個人的には川崎医科大学を附属高校から卒業した!…というお医者さんはかなり信用して自分の心身を任せられる…と感じています。
もちろん、中には人格的に…とかいろんな面で微妙…と評価される方もいらっしゃるでしょう。
そのような人は他の医学部からお医者さんになった人の中にも一定数、存在します。
ちなみに、私はお医者さん選びの際は出身大学よりも出身高校を重視します。
志望校が川崎医大だからってバカにしてくる人がいる? …ほっとけばいいのです。わかる人だけにわかってもらえれば、いいのです。
お医者さんを目指すなら、他人の評価を気にしすぎず受け流しつつ周りの空気を乱さずに、かつ自尊心を保てる人を同時に目指してほしいです。
もしも川崎医科大学出身だということについてネガティブな意見を言ってくる人がいたら(そんなこと言ってくる人のほうがどうかと思いますが)「自分にとってはとても良い学校だったよ」とニッコリ笑って言える人になりましょう。
そう言えるように、川崎で良い経験を積みましょう。
本気でお医者さんになりたいなら、川崎医科大学附属高校を視野に入れてみてください。
川崎医科大学に受かりたい方、
過去問を解いてみて心配がある方、
受験しようか迷っている方、
プロ家庭教師と臨床心理士が
専門性を活かして相談に乗りますよ!
医学部にはメンタルが大切!
臨床心理士と
プロ家庭教師が
専門的にサポートします
思うように成績が上がらない方
予備校や塾だけでは心配な方
学力もメンタルも鍛えたい方
浪人生活は今年までの方
一緒にがんばりましょう^^
参考文献:
E. H. Erikson『幼児期と社会 1』みすず書房
参考サイト:
川崎医科大学附属高校
https://s.kawasaki-m.ac.jp/
川崎医科大学
https://m.kawasaki-m.ac.jp/
川崎医科大学附属病院
https://h.kawasaki-m.ac.jp/
倉敷市
https://www.city.kurashiki.okayama.jp/
サムネイル画像:
https://pixabay.com/ja/photos/倉敷-japan-日本-岡山-4235905