医学部の小論文&面接:頻出テーマとおすすめ参考書籍【2024-2025年版 二次試験対策・出題予想】

◆おすすめ問題集&参考書


医学部にはメンタルが大切!

臨床心理士と
プロ家庭教師が
専門的にサポートします

思うように成績が上がらない方
予備校や塾だけでは心配な方
学力もメンタルも鍛えたい方
浪人生活は今年までの方

一緒にがんばりましょう^^

 

AI(人工知能)

近年、頻出テーマになってきているAI(人工知能)。

多くの大学で、レポートや卒論における文章や画像について、AIの自動生成機能に対する規約を設け始めています。

倫理を大切にしなければならない医者という職業人を育てる医学部においても、AIは受験生ひとりひとりの考え方を確認しておきたい重要テーマのひとつです。

AI関連のニュース

AIについては日々、さまざまな新知見や新ビジネスモデルが登場しています。時事としてニュースなどに目を通しておくのが大事だと思います。

☑️健康・医療分野に特化したAIサービスを提供する新会社「ExaMD」 〜モバイルデバイスを利用したソフトウェア医療機器を開発、第一弾は認知症診断〜(PR times)

☑️医師の直観はAIより頼りになる? 正確さを示す研究が続々 〜将来は「AIと直観のコラボこそが最良のアプローチ」になると専門家〜(ナショナルジオグラフィック)

AI関連のおすすめ書籍

AI vs. 教科書が読めない子どもたち
…読解力がない人間は仕事を奪われる⁈
人間がAIに負ける日が来るのか?
それとも一握りの人間がエリートとして支配層に君臨するのか?
家庭教師カウンセラーの推薦文:AIと対比されるのがなぜ「教科書が読めない子」なのか。その理由を推測しながらじっくり読んでほしい1冊です。


AI失業 生成AIは私たちの仕事をどう奪うのか?
AIが多くの仕事にとってかわる可能性があることは数年前から懸念されている。
では、どんな仕事がどのように奪われていくのか。
家庭教師カウンセラーより一言:医師としてAIをどう活用していくかをテーマとして小論文を課されたり面接で聞かれたりする機会が今後増えていくでしょう。その際の、アイディアの一助となる1冊です。

SNS

SNS関連は医学部以外の学部でも非常に多く出題されています。

特に、SNSの功罪子どもへの影響攻撃性との関連、人間関係への影響…などは今後狙われやすいでしょう。

「情報Ⅰ」が共通テストの必修科目になりましたので、SNSやインターネット全般について問われる機会が多くなりそうです。

医学部合格を目指している受験生さんは勉強に忙しくしていてSNSに惑わされる機会は少ないと思います。

昨今の医学分野ではオンライン診療なども展開してきています。また、SNS依存症ネットに長時間接するために起きる器質性疾患(視力低下、緑内障、血行不良、肩こり、腰痛、運動不足、メタボリックシンドローム等)に罹る人も増加しています。

SNSの影響に詳しいお医者さんの方が患者さんの気持ちに寄り添いやすいケースもあるでしょう。逆に、SNSひいてはインターネット関連の事柄に疎すぎれば、お医者さんとしての資質に課題が生じる可能性もあると思います。

SNS関連のニュース

日頃からSNSについての問題点を自分なりに考えたりニュースに目を通したりしておくと良いと思います。

☑️日本におけるSNS上のがん情報、4割超が誤情報(ケアネット)

☑️埼玉医大、物議の「患者CT画像」SNS投稿を削除 アカウント無期限休止を宣言「信頼を著しく損なう不適切な投稿」(J-CASTニュース)

SNS関連のおすすめ書籍


 

感染症

コロナ禍は一段落したように思えますがまだまだ感染症対策は必須であり、医学部入試の二次試験では小論文でも面接でも感染症関連は頻出テーマといえるでしょう。

また、注意しておきたいのが英語の長文でも感染症が頻出テーマになってきている点です。英語長文対策は別のページで詳しくご説明しますが、「感染症の歴史」や「新型コロナウイルスの心理的影響」などはチェックしておきたいところです。

感染症について医学部入試の二次試験で出題されやすいのは「感染症の予防」「パンデミック時における行動」「医師として感染症にどう向き合うか」などがあげられます。

戦争や災害と絡めた感染症問題も問われやすいです。

感染症関連のニュース

新型コロナウイルスだけでなく、エムポックス(サル痘)やインフルエンザについてもニュースに目を通しておきましょう。

☑️石川 新型コロナほか避難所などの感染症患者数が連日100人超に(NHK NEWS WEB)

☑️サル痘は「エムポックス」に 厚労省が名称変更、国内では感染者増(朝日新聞デジタル)

☑️インフルエンザ “異例ずくめ”の感染拡大 薬不足に集団免疫の低下 どう対処する?(NHK 健康ch)

感染症関連のおすすめ書籍


 

感染症関連のおすすめ映画

医療倫理

医師としての倫理観のある人を入学させたい…どこの大学の医学部でもこれが基本方針です。

個人情報の守秘、セカンドオピニオンインフォームドコンセントなど医療倫理に関する基礎的な知識を身につけておきましょう。

医療倫理関連のニュース

☑️“生殖医療の倫理的課題”シンポ 医師ら公的枠組み必要と訴え(NHK NEWS WEB)

☑️ALS患者殺害、嘱託殺人罪巡り全面対立 医師初公判(日本経済新聞)

☑️糖尿病の治療薬が不足、「ダイエット目的の不適切使用」か…医師や患者らの団体が厚労省に対策求める(読売新聞)

医療倫理関連のおすすめ書籍


 

チーム医療、他職種連携

医療・福祉分野で近年頻出のテーマが「他職種連携」です。

医学部の二次試験で高得点を目指すなら「他職種と適切に協力していくべきだ」という当然の意見にとどまらず、具体的なケースの中で他職種連携の効用をイメージできるようにしておきたいものです。

また、医師としてチームの中で働く際、チームにどのように貢献できるのかを言葉にできるようにしておきましょう。

病院内の連携だけではありません。介護スポーツ災害他の分野のスペシャリストたちと協力しながら医師の役割を果たすべきさまざまな機会があります。

二次試験の面接でも頻出のテーマになってきています。自分の性格対人傾向などの自己分析が必須です。

チーム医療、他職種連携に関するニュース

☑️チーム医療で慢性腎臓病の重症化を予防(NHK 健康ch)

☑️健康スポーツ医と運動指導者の多職種連携推進講演会を開催(日医on-line)

チーム医療、他職種連携に関するおすすめ書籍


 

自然災害・人的災害

東日本大震災以降、災害は大学受験の頻出テーマです。

関西圏の大学では阪神淡路大震災からの頻出テーマでもあります。

入試では、「災害時に医師として果たすべき役割」「医療における被災者支援」「避難所での健康維持」「人的災害時の救急医療」といったテーマが予想されます。

受験生さんの中には被災経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。この場を借りてお見舞いを申し上げます。心の傷を癒やしながら災害と向き合う機会にしていきましょう。

災害関連のニュース

近年ではセンセーショナルな事件が多発しています。発砲、放火、事故、無差別犯罪人的災害と言っても過言ではない大規模な事件が、残念なことに毎日のように起きています。ニュースを通して、医学を学ぼうとする者としての考えを深める必要があります。

☑️DMAT、救命医療から災害関連死の対応に幅広げる…能登では感染症が課題で「真価問われるのはこれから」(読売新聞)

☑️能登半島地震、医師が感嘆「移動薬局車」の活躍 災害医療に不可欠、能登地震では延べ7台稼働(東洋経済オンライン)

☑️「顔面蒼白。心臓マッサージしても…」銃撃現場で安倍元総理の処置にあたった医師語る(TBS NEWS DIG)

災害関連のおすすめ書籍


 

少子高齢化

災害と同様に、近年の最頻出テーマとなっているのが少子高齢化です。

他学部では少子化・高齢化への対策を問われやすいですが、医学部では少子化・高齢化に際し「医師として何ができるか」「医療の役割とは」といった観点からの問いが多く見受けられます。

少子化・高齢化の実際について、具体的なデータ歴史的変遷海外との比較などを踏まえて多角的に把握しておきましょう。

少子高齢化に関するニュース

☑️新しい供養のかたち「送骨」 背景には少子高齢化 埼玉発深層リポート(産経新聞)

☑️少子化問題テーマの国際シンポジウム 専門家意見交わす 名古屋(NHK NEWS WEB)

☑️能登半島の被災地、地区の半数が高齢化率5割以上 珠洲市は7割超(朝日新聞デジタル)

少子高齢化に関するおすすめ書籍


 

SDGs

SDGsはどの学部でも相変わらず人気のテーマです。

SDGs:Sustainable Development Goals とは「持続可能な開発目標」を指します。

開発が必要な各種テーマに関して幅広く関心を持っておく必要があります。

温暖化」「上下水道の整備」「難民」「戦争・紛争」などが出題されやすかったですが、近年では「貧困」「ジェンダー」「教育」などもかなり出題頻度が上がってきています。

SDGs関連のニュース

☑️WHO – 医療AIが貧困国にとって危険な可能性を指摘(The Medical AI Times)

☑️世界や日本の教育問題は? 子どもたちの未来を揺さぶる問題点を解説(ELEMINIST)

SDGs関連のおすすめ書籍


 

8050問題、長期ひきこもり

社会問題・社会病理関連で最頻出のテーマが「長期ひきこもり」です。

親が80歳、子どもが50歳…でも子どもは長期ひきこもりで親がいなくなったらどうするのか…そんな深刻な事例が急激に増加し、生まれた言葉が「8050問題」です。

医師だからこそ可能なひきこもり対策」「長期ひきこもりの予防」「孤独死の防止」などについて自分の考えを言語化できるようにしておきましょう。

ひきこもりの背景にはさまざまな要素があります。不登校、発達障害、複雑な家族関係、エリートからの転落…「ひきこもり」の裏にある事柄について理解を深めましょう。

長期ひきこもり、8050問題に関するニュース

☑️私が死んだら息子はどうなるの…解決しない「8050問題」のあまりに辛いリアル(現代ビジネス)

☑️長引くひきこもりの陰で~見過ごされる中高年の発達障害~(NHK クローズアップ現代)

長期ひきこもり、8050問題に関するおすすめ書籍


 

ミナコ先生
ミナコ先生

ご覧いただきありがとうございます✨

医学部の二次試験が不安なアナタ!心配しなくても大丈夫です🙆‍♀️

小論文も面接も「言語化」に慣れるのがいちばんのクスリです💊
最初からスラスラ書ける人もペラペラしゃべれる人もほんの一握り
小論文対策も面接対策も、少しずつ成長していくものです🌱

よかったら合格に向けて、じっくりお話しながら一緒に対策しましょう✨


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