不安感を主とする症状に悩んでいる受験生さん、最近増えています。
不安になりやすい…
不登校経験がある…
“HSP”傾向がある…
対人関係が苦手…
…だからといって医学部受験を諦めていませんか?
この記事を読んで元気出してください!
一緒にがんばりましょう^^
不安症/対人恐怖症/HSP傾向でも医学部に合格できる?
不安症・対人恐怖症・”HSP”傾向を抱えながらでも医学部に合格できるでしょうか…といったお悩みが寄せられること、少なくありません。
結論から申しますと、不安症・対人恐怖症・”HSP”傾向を抱えながらでも医学部合格は可能です。
受験勉強をする体力があり、受験勉強ができるくらいにはメンタルが安定しているなら諦めずに目指すべきです。
不安症/対人恐怖症/HSP傾向の受験生さんにとって大切なこと
不安症/対人恐怖症/HSP傾向を抱えている受験生さんにとって医学部受験において大切なことをいくつかあげてみます。
受験勉強に集中すること
当たり前のことかもしれませんが、不安になりやすい性質を持つ人は”目の前のすべきこと”に集中しづらくなることが多いです。
「集中しなきゃ」と思うと不安になり、集中できなくなることでさらに不安になる…という負のスパイラルに陥りがちです。
医学部は生半可な気持ちでは合格できません。
勉強が中途半端でも合格は難しいです。
受験勉強に集中しましょう。
そのための、いろんな意味での強さは維持しましょう。
不安に負けずに!
症状に集中しないこと
不安に負けないで受験勉強に集中するには、症状を特別視しないことが大切です。
受験勉強に集中できなくなるときは、勉強よりも不安のほうに集中してしまっているのです。意識が受験でなくて不安のほうに行ってしまっている状態です。
多少不安があっても、心因性の症状が出ていても、”症状に集中しない”練習をしましょう。
症状に集中してしまうのは、その方がラクだからです。
精神医学には”疾病利得”という用語があります。
病気(もしくは病気様の症状)によって何かしら得をするから病気のままでいる、という理論です。
「不安だから受験勉強できなかった…」
「体調がわるくて受験勉強できなかった…」
…それで納得できますか?
そんな受験生活で後悔しませんか?
お気持ちはわかります。症状が本当につらいというのもわかります。
「つらいから来年がんばる…」
「今年ダメなのは病気だったから…」
でも…メンタルの問題ですよね。
そのようなメンタルの問題を抱える患者さんのチカラになりたくて、お医者さんを目指すのですよね。
だったら…
がんばるべきなのは、今です(林先生スミマセン。でも真理。)
不安や症状が心因性だとわかっているなら、体力と精神力を鍛えて受験を勝ち抜きましょう。
体力と精神力を鍛えること
体力と精神力は医学部の受験に必須です。
心身のバランスが整っていることは、お医者さんになってからも大切なことだと思います。
朝は早めに起きる。日光を浴びる。セロトニンが出ます。それだけで元気になります。生物で習いましたよね。そしたら少し運動します。ラジオ体操とお散歩で充分。血行が良くなります。頭もよく回ります。
精神力の鍛錬は、自己分析をおすすめします。
自分の不安…自分の課題と向き合うこと。
不安の根源と向き合えば、自分のココロが少しずつわかってきます。
すごく強くなれます。
ひとりで向き合うのが難しければいくらでもチカラになりますよ。
自分と向き合うのは誰しもとても勇気が要ることです。
向き合おうとしているあなたを尊敬します。
一緒にがんばりましょう!
「不安になりやすい性質を活かそう」と前向きに捉えること
不安になりやすい性質を損だと思っていませんか?
ネガティブにばかり捉えるのではなくて、ポジティブ面を探してみましょう。
実は、受験においても医学部生活においてもその後の医師としての活動においても、不安症/対人恐怖症/HSP傾向は充分に活かすことができます。
不安症/対人恐怖症/HSP傾向を活かそう
活かす方法はいろいろありますが、その一部をあげていきます。
医師の必要スキルとして活かせる
不安やHSP傾向が高い人は、共感力にも長けています。
人を思いやる心があるからこそ、いろんなことを考えてしまって自分の心までつらくなってしまうという見方もできます。
臨床医にとって共感力は非常に大切なスキルです。
伸ばそうと思って伸ばせるチカラではありません。
持ち前の共感力がネガティブ方向に働くと、不安やHSP傾向によくある症状として発現してしまうのでしょう。
不安になりやすいからこそ、過敏な心があるからこそ、患者さんの不安や過敏さにも演技的でなく心から共感していけると思います。
「お医者さん向きの心の性質を持っているなんてラッキー!」と思うべきだと思いますよ!
受験の面接でも活かせる
医学部受験においても、面接で活かすことが可能です。
不安感や過敏性を社会適応させた方法や、克服するための工夫などは、他の受験生に差をつける素晴らしい経験です。
面接で披露すべきだと思います。
また、克服の途上だとしても、そのような性質を自分でわかっていて自分なりに解決していこうとしていれば、面接において人柄にあらわれます。
「器の大きそうな受験生だな」と面接官の先生に感じてもらえれば、合格可能性が一気に高まるでしょう。
不安感や対人恐怖、過敏性などを抱えながらでも受験を乗り切るためにメンタルを整えましょう。家庭教師経験豊富な臨床心理士がお手伝いします。
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一緒にがんばりましょう^^